御由緒
垂仁天皇8年の御代、天照皇大臣を淡海甲可日雲宮より、此地に2ヶ年の間奉斎され、御分霊の旧社として、古より坂田宮又は坂田大神宮とも称し、坂田郡の総社として信仰が厚かった。
又、天皇の命をうけて、大御神鎮座の地を求めた倭姫命の御神徳を偲び、命を祀ったのが坂田神明宮の起源である。当社は、彦根藩井伊家の崇敬厚く、
享保18年、藩主直惟は社殿を造営し、神殿を寄進、以来社殿の修復等に費用を献じた。
又奥方より鏡、絵馬、家老以下神田の米、石燈籠を奉献された。明治14年郷社に列し、昭和20年県社となる。
御祭神
天照皇大神 豊受昆賣命
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